導入事例
A商社様
煩雑な業務を改善し、海外取引業務の生産性向上を実現
- 売上高:20億円
- 業種:食品
- 事業内容:食品の輸入販売
A商社様は、ヨーロッパから食品を輸入し、主に国内向けに販売を行っております。
煩雑な業務を改善し、海外取引業務の生産性向上を実現
- 売上高:20億円
- 業種:食品
- 事業内容:食品の輸入販売
背景は、海外取引の機能強化と煩雑な業務の改善
1. 海外取引対応の必要性
「TRADING」を導入する前の旧システムでは、必要とする海外取引に対応した機能がございませんでした。具体的には、外貨に対応していないこと、輸入時に発生する経費は全て期末処理しかできなかったことが挙げられます。このような海外取引に対応した販売管理システムを求めてました。
2. 煩雑な業務運用
旧システムでは、ロット管理、賞味期限管理、セット品販売などの在庫管理が煩雑だったことが、大きな課題でした。また、仕入先担当毎に納期管理、残管理を行っており、情報の社内共有ができておらず、複数のシステムが混在し、人為的ミスが頻発している状況でした。
選定理由は、輸入に特化した販売管理システム
1. 輸入に特化した販売管理システム
国内取引はもとより輸入取引にも特化している点がポイントとなりました。従来は輸入取引は別で管理を行い、国内用の販売管理システムとは別で管理を行うといった業務の煩雑さがありました。TRADINGを導入することで国内・海外の取引を1つのシステムで管理が行えることが業務の効率化に大きく役立つと考えました。
2. 詳細な原価管理が可能
在庫の管理もロット単位で管理を行うことができ外貨建て仕入による為替の変動に伴う在庫の評価や輸入経費を加味した原価管理なども細かく管理ができる点も魅力と感じました。
また、輸入業務の担当者だけでなく経理担当者も外貨建ての債務管理は別で管理を行っていたため、システムに組み込まれたことで管理がしやすくなりました。
導入後の成果
1.海外取引に対応した業務運用が可能に
旧システムにはなかった海外取引に対応した機能により、システムによる業務対応の幅が広がりました。外貨での買掛金、さらに為替差損益の管理までシステムで行えるようになりました。輸入特有の経費を加味した原価管理もこれまでは期末時の評価のみでしたが、輸入経費と入荷伝票を紐づけるだけで原価に反映されるので実際のコストの管理がリアルなものとなりました。海外への発注と入荷予定、未入庫分などは個々の担当者がExlcelで管理していましたが、システムに集約されることで情報の共有化も大きく進みました。
2.正確な原価・多様な在庫管理の実現
経費按分機能を利用し、ロット単位で正確な商品原価を算出できるようになりました。在庫単価はもちろん、売上粗利を把握する際にも経費を算入できます。また、入荷時にロット番号、賞味期限を入力することで、在庫一覧に出力されます。製品生産機能を利用し、入荷時は構成品、生産後はセット品として多様な在庫管理を行うことができました。
3.アナログ作業からの脱却で、生産性が向上
業務をシステム化することで、二重入力、Excelでの別管理から脱却し、データを一元化できるようになりました。経営分析、予算作成の際には、非常に役立っています。また、入荷スケジュール画面から納期入力を行うことで、一覧を出力できるようになりました。 未入庫残(発注残)の管理も商品毎に行うので、分納への対応もし、納期の共有化が可能になりました。
今後の展望について
TRADINGで作成した売上、仕入、入金、支払といったデータを会計システムに連携することも可能と聞いています。経理業務の効率化のためにも更なる一元化を図れたらと思います。
※記載されている企業情報および記事内容は取材時のものです
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ご提供した製品・ソリューション
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累計2000社を超える企業様へ導入した実績を誇る、輸出入に対応した販売管理システムです。国内取引はもちろん、輸出時の船積書類、輸入経費を加味した原価管理など貿易特有の業務に対応しています。