1. 属人化からの脱却と業務標準化
主力製品である鉄鋼事業を主軸に、ホストコンピューター上で開発をしてきました。しかしながら、鉄鋼事業以外の案件も増えていく中で、当時の運用が鉄鋼製品以外の部署には適合せず、Excelで帳票作成を行う部署が増えてきました。各部署で運用や書類フォーマットが属人化してしまい、会社として提出書類が統一されていないという課題を感じていました。
2. SAPデータ活用
基幹システムをSAPに入替することが決定しましたが、SAPには貿易帳票の作成機能が備わっていないため、貿易帳票作成システムの検討が必要でした。最も重要視していたのは、SAPからの連携が可能であることと使いやすさです。基幹システムが会社全体のデータを集約していたため、SAPのデータを最大限に活かせるシステムを検討しました。

1. 操作性と柔軟性を兼ね備えた貿易パッケージ
業務標準化を推進するためには、20部署・200名以上の社員が使いこなせるシステムであることが前提です。実際にデモを行っていただき、最も利用しやすいと感じたのは、『TRADING』でした。操作性がシンプルでわかりやすく、帳票に追記や修正などを柔軟に加えることができるため、Excelに固執していた方でも移行できるイメージが持てました。
2. 丁寧なプロジェクト対応
SAPの導入プロジェクトと同時に進行しており、インターフェースの仕様変更など、困難な点もありましたが、提案から要件定義、導入サポートまで丁寧に対応いただきました。当社の社員から『TRADING』の操作方法について、質問を受けることが度々あります。サンプランソフトさんは問い合わせにも迅速に対応していただけるため、我々から社員の皆さんにもすぐに返答ができ、サポート面でも非常に満足しています。